今年のマイブームは、ボールペンと万年筆。万年筆は、難しいものと思ってずっと敬遠していましたが、そんな身構えるものではなかった。内部のインクが毛細管現象でツーとペンの先に出てくるだけ。構造を知ればなんてことのない筆記具でした。
というわけで、構造を知るためにも、分解と改造をオススメする。
とその前に、この映像を見ていただきた。
まず、こんな万年筆の使い方は邪道で、カリグラフィは専用の幅広のペン先のものを使うものらしいです。でも、面白そうですね。
というわけで、Gペン万年筆を作ります。Gペンはつけペンの一つで、その特徴は軟らかいこと。このGペンを万年筆に入れちゃいます。これで上記の映像と同じことができるようなので。
Gペン万年筆を作る。
用意するのは、中華万年筆「Jinhao X750」。数百円で買えますが、コンバーターも付いていて、普通に良い製品です。(製品のばらつきはありそうですが。)
私が購入したのは、上記の2つ。Jinhao X750は、安いものは中国発送だったりするので、到着まで時間がかかります。
ペン先を抜きます。Gペン(右)は、比較すると弧が小さいので、ペン芯(プラ製の黒い部品)の左右を削って行くことになります。
削るのに使用したのは、Mr.HOBBYの細密研磨クロスの「ラプロス #6000、#8000」
Gペンの先とペン芯の先が接するぐらいまで何度も削って調整しました。参考にしたいくつかのブログでは、全く削らずに出来たという人もいましたが、私の場合は結構削り込みました。
まあ、字が下手なのは置いておいて、かなり強弱を付けた文字は書けますね。
5mm角のマスに、細い線を書くのも楽々です。
Gペン万年筆は、結構楽しいですよ。改造の手間はありますが。