自宅や会社では、ハンドドリップでコーヒーを飲んでいます。自宅ではハリオのステンレスフィルターを、会社ではカリタの台形のフィルターを使っています。
自宅では定期的にコーヒーを飲まないので、ペーパーフィルターを切らすこともありハリオのステンレスメッシュにしています。
ただ、1日に何回も飲む会社の場合は、圧倒的にペーパーフィルターが便利です。
ということで、ペーパードリップのドリッパーを紹介していきます。
1. 日本のペーパーフィルターの元祖、カリタの台形ドリッパー。
ネルドリップのフランネルの形状をヒントに、1959年考案されました。伝統的な横並びの3つ穴タイプ、雑味が出る前に旨味成分を抽出します。
会社で使っているのは陶器製のもの。使用頻度が高いので漂白しやすさで陶器のものを使っています。おしゃれなブラウンカラーや、銅製や陶器製のもの、低価格のプラ製のものもあります。
2. 独特の意匠のハリオ。円錐形ドリッパー。
お湯が均等に回り、粉の層が深くなる円錐形構造によりコーヒーの旨味をしっかり抽出できます。注湯の速度で味を変えることも。
耐熱ガラス製や陶器もありますが、複雑な形状なので高価です。まずは樹脂製で試してみてもいいかもしれません。ペーパーフィルターも円錐形で安いものがない場合もありますし。
ちなみに、自宅で使っているのは、ペーパーレスのステンレスタイプです。ドリップ速度に差を感じないので、味も大して変わらないと感じています。
3. 台形で1つ穴の定番ドリッパーならメリタ。
お湯の流れをコントロールするための計算された溝と、1つ穴が特徴。1つ穴は、3つ穴のものより難しいといわれていますが、メリタは心配ない。理想的なスピードで抽出できる設計で、必要な杯数分のお湯を一度に注ぐだけです。
また、穴の位置を少し高くし、より深いアロマを引き出す下記のものもあります。
4. 喫茶店の味。KONO式 ドリッパー
円錐型フィルターなら、本当はこちらがおすすめ。ハリオと違って溝が下部だけ。上部はフィルターが貼り付き横モレを防ぎ、中央でしっかりと抽出できます。
ただし、専用フィルターを使ったほうがいい。
5. カリタのウェーブドリッパー
マフィンカップのようなペーパーが特徴的。ドリッパーとフィルターの接触面が少なく、すみやかにドリップされることで、雑味を無くすそうです。
6. CHEMEX(ケメックス)
サーバーとドリッパーが一体になった三角フラスコ型。さらに、ペーパーも変わっています。なんと1枚紙!
そして、ペーパードリップの必需品!
これが、無くてはフィルター・ドリッパーに拘る意味がないです。
細長い注ぎ口が無くては、安定した抽出はとても難しいです。普通のヤカンで湯量のコントロールは無理です。美味しくいれたいなら、素直に買いましょう。
平和フレンズのドリップポットは、コンロもIHも対応で、日本製で低価格!
で、どのドリッパーがいいの?【まとめ】
それぞれに美味しく淹れるための工夫があり優劣は付けられません。個人個人が淹れやすさと美味しさで選ぶしかないと思います。
だからこそ、「樹脂製」のを先頭に表示しています。ということで、まずは色々試してみてください。
普段、無意識に飲むコーヒーを美味しいものにするもよし、休日の午後にゆっくりと淹れたコーヒーを楽しむよし。シチュエーションで選ぶドリッパーは違うものになるかもしれません。
それでは、素敵なコーヒータイムを!!
樹脂製と、陶器の違いは?というアクセスがありましたが、淹れたコーヒーに違いはありません。樹脂製は安いが経年劣化が速い、陶器は落として割ったりしなければいつまでも使えます。