Raspberry Pi Zero W で、 Volumioを構築。

Raspberry Pi 3にVolumioを入れ、MacやiOSからAirPlayで音楽を流すネットワークスピーカーを構築したのが、もう5年ぐらい前のことだろうか。

今回は、Raspberry Pi Zero W でネットワークスピーカーを作ろうとしたら、いろいろ大変だったので備忘録。まあ、しっかり確認しながらやれば大変なことはなかったのですが・・・。

静電気でいきなり死んだかと思った

ラズパイゼロに、Volumioを書き込んだマイクロSDカードを差し込んで電源であるマイクロUSBを挿し、もう片方をUSB電源アダプターに挿したとき、静電気が!

ラズパイのランプが付かない! 壊れたかも!? 検索すると、静電気に弱いとか出てくるし!!

しかし、ただのSDカードの書き込み不良だったようだ。そもそも、電源ランプではなく、SDカードへのアクセスランプとのこと。

VolumioがLANに繋がらない

Volumioが無事に起動し、MacのWi-FiにVolumioが出てきて設定を進める。ネットワークの設定でルーターを選びパスワードを登録する。設定を終え再起動するが、ネットワークに全く繋がらない。Wirelessのホストにはなるが、ルーターに繋がってくれない。ホストになる機能を切ると繋がるかな?と切ってみたもののアクセスできなくなり終了。また、SDカードの書き込みから始める。そんなことを何度かやっているうちに、ふとルーターの設定を見直した。

この前切ったはずのマックアドレス制御がオンになっている!!!

USB接続のDACから音が出ない!!

DACは簡単で安く済みそうなこれ↓を買ってみた。DACチップ内蔵なので、このままスピーカーに繋げるだけ。

USBのタイプAなので、マイクロに変換するアダプターも必要ですけれど。

ただ、VolumioのDACの選択画面でどれを選べば良いのかわからない。いくつか選んでは再起動をしてみたが音が出ない。

Macに繋げば、DACの名前がわかるかな?とつなげると、「KT USB Audio」と出てきた。しかしこの名前では何もわからない。

諦めてHDMIから出力するかなと、Volumioの設定:プレイバックオプションで、出力オーディオをDACからHDMIにしようとクリックしたら、そこに「USB: KT USB Audio」という項目が!!

無事にネットワークスピーカーからiPadの音が流れ始めた

なんで、こんなに躓いたのか。これに時間を取られすぎて、今日の予定があまり進んでいない。

まあ、ケーブルタイプのデジタル・アナログ・コンバータが使えてよかった。ラズパイが静電気で死んでなくてよかった。