2021年10月 衆議院選

ここ最近は、色々考えて投票に行っている。色々考えるので毎回ブレブレである。なので前回のように何か書き残して置こうと思う。

今回は、「まっとうな政治」に投票した。長期政権はやはり腐る。だから、野党第一党に入れた。立憲の政策を細かく読んだわけでもなく、掲げた「まっとうな政治」という言葉に共感しただけで、安倍・菅政権の政治は「まっとうな政治」ではなかったと思うので「ノー」と言いたかっただけだ。

ただ、この野党第一党の立憲に政権を任せたいとは思っていない。こういうことを言うと、「行動と思考が一致していない! 投票するということは、その政党に政権をとらせるということ。お前は、その政党が政権運営できると思っているのか!」となる。これは、最近の良くない傾向だと思っている。はっきり言って詭弁でしかない。「お前の考えは間違っている。」と他者の考えを認めずに、自分の意見に合わせようとしているだけのものだ。

わたしは、そもそも、自民党支持者も、公明党支持者も、共産党支持者も、どの政党支持者の考え方を否定したくない。ただ自分は自分の考えを伝えたたいし、それによって誰かの考えを変えたいとも思うが、変える変えないは個人の自由で、他者を否定してまでものではない。

なので、今回の野党の「与党否定」「自民党否定」の強い言葉は、個人的には好きではなかった。ただそれ以上に、自民党の国会運営が酷かった。議論ができないのなら、政治家をやめろとおもった。だから、立憲民主党に票を入れた。

それにしても、誰もが排他的過ぎやしないだろうか。自分がどの政党を支持しているか怖くて言えやしない。特にネットの空間では。排外主義・人種差別の傾向が増加しているは何なんだろうか。日本だけではなく欧米でも右派政党に支持が集まり、排外主義・人種差別的な言動を簡単にしてしまう議員が増えてきている。こういった議員の多くは、戦争もいとわないという考えが強いと思う。

行き着く先は戦争とならないためにも、国会論争ぐらいまともになって欲しい。