好みのペンもゲルインクにしよう 【フィラーレ エフ編】

ペンなんて、書ければ何だっていいのでは? そういう考えで40代まで来てしまいましたが、今年は考えを改めました。理由は、今年の抱負を「ボールペン字を頑張ること」にしたから。ただ、ボールペン字は以前挫折というかやらなくなった経験があったので、あえて今回は形からということで、ちょっと高価なボールペンを購入したのです。

それが、このフィラーレ エフ。

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女性用として売っているものなので、買うのに抵抗がありましたが、3,000円以内の予算で一番持ちやすかったし、持った時のバランスが良かったので決めたものです。

ただその後、いろいろなペンを購入して試した結果、現在のこだわりは「万年筆とゲルインクのボールペンをセットで持ち歩くこと」になってしまいました。

ZEBRA エマルジョンインクをゲルインクに変える

それでも、持ちやすさで選んだフィラーレ エフなので、このペンも使っていきたい。なので、ゲルインク化していきます。

まあ、滑らかさを謳っているエマルジョンインクなので、あえてゲルインクにしてしまうのは失礼なことなのですが、やっぱりエマルジョンも油性ではあるので特有のインク溜まりが発生します。

ただC-300系のゲルインクリフィルは大型なのでこのペンには入らない。よって各社が出している多色カラーボールペン用のリフィルを用意します。

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上から、フィラーレ エフの芯(元の芯)
ゼブラ サラサセレクトの替芯
三菱 スタイルフィットの替芯
ぺんてる アイプラスの替芯
パイロット ハイテックCコレクトの替芯

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これらに、ノック式のバネの引っ掛かり部分と、長さを調節にプラパイプをテープで止めます。(引っ掛かり部分に黄色いマスキングテープを使っていますが、何でも大丈夫です。まあ、長時間使ってもベタつかないもののほうがベストですが。)

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今回は、各社のブルーブラックを用意。使った結果は、どれもなめらかでいい感じで、甲乙つけがたい。ただ、前回の記事で実験したゲルインクの耐水性が気になったので実験してみました。

結果、ゼブラと三菱は顔料、ぺんてるとパイロットは染料でした。ぺんてるは、エナージェルではないので顔料かと期待したのですけど染料でした。

三菱のブルーブラックはちょっと青よりに思うので、ゼブラのフィラーレ エフには、ゼブラのサラサを使っていこうと思います。