WealthNavi（ウェルスナビ）とTHEO（テオ）を使った資産運用がもうすぐ1年になろうとしているので、考察してみたいと思います。
結論：期待はずれでした。
WealthNaviは、現在（6/19時点）円換算で+1.44%（ドル換算で+3.68%）。
最も下ったのは、-11.51%、一番上ったのは、+5.25%。
グラフの階段状に増えている薄アミの部分が投資額で、実線の部分が実際の値動き。年末の暴落の原因で、1年間で平均すると、若干プラス程度にしかならなかった。
THEOも同じようなのもで、現在+0.24%、ドル換算で1.74%。
最も下がったときは、-9.20%、最も上がったときは、+3.58%。
結論としては、期待はずれでした。インデックス投資と大きな差は感じられなかったし、逆に手数料が高い分を損している感じまであります。
基本的に世界の株式（主にアメリカ株）の値動きに準じて上がり下がりするので、北米インデックスを中心にしたファンドと変わらないグラフになります。
まあ、細かく分析すればそうとも言い切れない部分はありますけど。まず、WealthNaviでは、リスクを4/5に設定していたので、バランス系のインデックスファンドより上がるときは大きく上がり、下がるときは大きく下がるという感じですか？
一方のTHEOに関しては、おまかせポートフォリオにしていたので、WealthNaviより手堅いポートフォリオのようで、バランス系インデックスファンドと変わらなかったのかな？
私の期待するものは、上がるときはより上がり、下がるときは小さく下げるという動きを「ロボット」がしてくれるというものでした。しかし、そうはならなかった。改めて各ロボットアドバイザーの解説を改めて読むと、ロボット＝アルゴリズムということで、勝手に期待したロボット＝ディープラーニングAIということではなかった。
しかし、収穫はありました。
期待していたものとは違ったのですが収穫はありました。ロボットアドバイザーという商品のポートフォリオを1年間見ることができたのですから。商品として世に出せるアルゴリズムのポートフォリオ。
この中身は、実際にやってみないことには、なかなかわからない。いや、調べればわかることがほとんどですが、私みたいな素人は、やはりやってみなければわからないのです。
それに、今回ほぼ初めて積立投資をしてみて、その有効性もわかりました。今まであまりに気分で買っていたのだと気づかされました。
今後の戦略
WealthNaviとTHEOは、それぞれ30万ではじめ毎月1万円の積立をしていたのでそれぞれ42万円程度。その他は、ひふみプラスと北米株系の投信に50万ぐらいで持っています。
これらを、全てリバランスして、まず半年運用してみようと思います。
WealthNaviとTHEOは、それぞれ30万円に戻し、WealthNaviとTHEOに学んだ私独自のポートフォリオ（WealthNaviやTHEOのようなETFを買うわけではなく、全て投信ですけどね）を、40万円分設定します。
総額を100万でスタートして、全て確実に積立設定をしてまずは半年運用してみます。
今までは、投資用資金を気分で人気の商品に全額入れ、数ヶ月放置を繰り返して結局あまり学びもないままに、増えも減りもしない状態で10年近く経ってしまいました。
今回、WealthNaviとTHEOのおかげで、ようやく初心者を脱し、初級者のスタートラインに立てた気がします。
最後に、WealthNaviとTHEOからの出金について
今回のリバランスで、WealthNaviとTHEOから出金したのですが、結構時間がかかりました。13日に出金を設定してから、WealthNaviは18日に現金化、THEOは19日に現金化だったのです。5〜6日って長くないですか？まあ、土日を挟んだので、3〜4営業日ということなのかもしれませんが。
