40代半ば、私の投票行動が変わったかも?

例年、私の票は常に死票だ。この投票行動になったのは、郵政解散の時から。自民が優勢なときは民主へ投票し、民主が優勢のときは自民へ投票してきた。

常に時の政権を批判するためとか、そういうのではなく、負ける可能性が高くても戦う姿勢に敬意を表する意味で投票していました。

勝つことはまずないような若手の新人候補にも投票してきた。立候補する行為を絶やさずチャレンジして欲しいから。

人前で演説するなんて、私にはできないから、どんな候補でも尊敬しています。

ただ今回は、今までの行動は出来なかった

ここ数年は、民主党や時々共産党へ入れる無党派層でしたが、今回は民主系へ入れる気が起きなかった。なぜなら、訴えているものが何なのか、全く伝わってこなかったから。

積極的に、マニフェストを読むわけでもなく、政見放送もたまたまタイミングが合えば視る程度。基本は投函された選挙公報を一通り目を通すぐらいなのですが。

まあ、今回はどこの政党も、私の目に止まる意見はなかった。試しに、マッチングシステムをやってみましたが、意見の合致する候補者は最高で60%でしかなかった。

そして、投票したくなるような、目新しい若手の新人もいなかった。

消費税を最大の争点にできない野党

そもそも、民主が消費税に関しては、大きな声で反対の意見を述べられないから、争点が定まらない。松下政経塾系の民主の政治家に問題があると思うのですよ。特に国民民主党は。

まあ、そんなことは今に始まったことではないので、今更言ってもしょうがない。

私の望む国会のカタチ

最近の投票行動ができなかったので、せめて私が観たい国会論争のために、とりあえず残ってほしいと思える政治家に投票した。

1人は公明党 山口那津男。公明に入れるのは人生初ではないでしょうか? かなり評判が悪い軽減税率ですが、私はそこそこ期待しているのですけどね。それは、また別の機会に書きたいです。

比例区では、共産党とは書きたくなかったので、小池晃と個人名を書きました。

それぞれ、支持母体で人気のある政治家だろうから、私の投票はただ死票にならなかっただけのものかもしれませんけど。

ブームに乗ったほうが面白かったのか?

つまらない投票をしてしまったかもと、ちょっと後悔がある。というか、忙しくてネットでの情報収集を怠っていた事への後悔かな。

山本太郎の政党、「令和維新の会」がここまで票を集めるとは思ってなかった。いや、思っていなかったというより、誰を擁立しているのかすら知らないままだった。N国や幸福程度にしかみていなかった。

まさに、「凝り固まった先入観」というものでした。